故郷の九州にいる父親(71歳)の話題になると、「若い頃はイケメンだったんです。料理もうまい」と饒舌になる。一人っ子の玉井さんが独立する前に離婚し、今は年金暮らし。しばしば食材を送ってくれるおかげで、食費はほとんどかからない。そのお返しとばかりに、父の日にはアルコール類や、米国から取り寄せたサプリメントを送っている。
「休日は、月1回1人で山歩きしてます。あまりお金はかけません。帰省は旅費がハネ上がるので、回数は少ない」
年200万円以上を貯蓄に回しているが、一時期は株にも手を出した。
「スルガコーポレーション株を持っていましたが、反社会勢力との関係が取り沙汰されて上場廃止。さっさと売っておけばよかったのに、持ち続けていたから300万円の損。その分を取り戻そうとしてみずほ銀行株を買ったら、ドカン、ドカンって感じで下がって、結局トータルで400万円損しました。もう思い出したくもない」
現在、預貯金は2000万円超。「億単位はないと、全然安心できないですね。これから年金どうなるんだろう、とか、心配ばかりしている」。
玉井さんは、周囲から「近寄り難い」と言われるのもうなずける、目鼻立ちのはっきりした容貌。過去に交際した男性は2人で、ともに20代の頃にお見合いで出会った。