尖った靴はどのような人がはいているのでしょう。
中世の絵画でタイツに先が尖った靴を合わせている貴族の男性を見た記憶があるので、当時は身分が高い人の間で好まれていたのかもしれません。近年ですと、映画『レニングラード・カウボーイズ』の尖りきった靴が思い浮かびますが、派手な衣装と合わせるとそんなに違和感なく、中途半端な尖り方ではないのでむしろかっこいいです。
先の丸い靴をはいたら覇気がダウン
周りの人に、尖った靴の知り合いがいないか聞いてみました。
出版社の人によると「編集部では見たことないですね。でも街で見かける人は、小柄な男性が自分を大きく見せようとしてはいているイメージ。だいたい足の長さからして先の部分は無駄だと思うんですが……」と、同性から見ても変なようです。
編集部やテレビ局、広告代理店などマスコミ系では確かに尖っている人は見かけません。テレビ局ではサンダルばきや雪駄などラフなスタイルがスノッブで、広告代理店の男性はハイブランドのスニーカーでこなれ感を出していたりします。
先日、トークイベントに出る機会があったので、客席に向かって、「尖った靴をはいている人はいませんか?」と質問してみたら、反応はゼロ。ロフトプラスワンのお客さん、サブカル好き男子は靴が尖っていないようです。
しかしその時のイベント主催者、AV監督村西とおる氏から貴重な情報をいただきました。