自分の声がネイティブの自然な英語に近い発音にできるようになればなるほど、リスニング力は上がります。ただし、ジャパニーズイングリッシュで滅茶苦茶な発音ではそうはいきません。そこで、英会話教材の音源に合わせて、テキストを見ながら音読していくのです。これを「オーバーラッピング」と言いますが、耳も、目も、口も使うので、とても効果的な学習になります。
何度もオーバーラッピングし、同じように発音できるようになると、本当に不思議なのですが、イントネーションとか、単語の連続性が聞き取れるようになります。例えばザッツ・ア・グッド・アイデアしかわからなかったものが、「ザッツァ・グッダイディア」でもすんなり耳に入り、理解できるようになってくるのです。
音読の練習をすれば、必ずリスニングが上達
長く続けるためにも、興味の持てる分野で練習するのもいいでしょう。例えば、好きなミュージシャンの曲なら、歌詞カードを見ずに歌えるようにするとか、有名なスピーチを朗読する。それを繰り返し行っていると、すごく力がつきます。