ここ数年、パンプスに靴下を合わせるスタイルが流行し、同店では3年前から靴下売り場を強化。現在、23ブランドの約220型を展開している。通路側の目立つ場所に陳列するなどし、今年の春夏シーズン(2~7月)の売り上げは3年前の同時期に比べ約35%増えているという。
柄物に手軽に挑戦
「究極の普通」と訳される「ノームコア」ファッションが定番になるなど、ここ数年はシンプルなファッションが多かった。しかし、今季は久しぶりに柄物の人気が高まっている。
服に柄物を取り入れるのには抵抗がある人も、靴下なら挑戦しやすい。靴下専門店を運営するタビオ(大阪市浪速区)では、定番のチェック柄や、今季注目される70年代スタイルを意識した花柄、レオパード柄などの靴下を提案。同社プレス室の小林理沙さんは「面積が小さい靴下なら、柄物の印象が和らぎます」と話す。