今春卒業予定で就職を希望している高校生の2015年12月末時点の就職内定率は前年同期より1.2ポイント増の90.0%だったことが12日、文部科学省の調査で分かった。6年連続の上昇で、12月末時点の内定率として90%台となったのは1990年以来25年ぶり。文科省は「サービス業や製造業など高校生が必要とされる業種で採用活動が活発化していることが高水準の背景ではないか」としている。昨春卒業の高校生が対象の調査では15年3月末時点の就職率は97.5%だった。内定率は男子が前年同期比0.8ポイント増の91.5%、女子が1.9ポイント増の87.8%。