普段、何気なく購入して飲んでいる野菜ジュース。近頃は、グリーンスムージーにジュースクレンズと、自宅で自作するまでに進化している。姿形を変えつつも、この野菜ジュースが未だに廃れない理由はどこにあるのだろうか?
また、国内の野菜摂取不足が課題となっている中、忙しいビジネスパーソンは、野菜ジュースとどのように付き合っていくことができるのだろうか。栄養士のアドバイスと共に、野菜ジュースの活用法に迫ってみたい。
■野菜ジュースはなぜ流行するのか
今年の春にカゴメが、アパレルブランドである「ジャーナル スタンダード」が手掛けるパンケーキカフェで、野菜ジュースを使ったオリジナルスムージーを展開した。近年のグリーンスムージーブームに乗った試みであるようだ。
また、昨年からジュースクレンズダイエットが盛り上がった。コールドプレス製法という、野菜や果物などを低速回転で圧力をかけ、栄養素や酵素を壊さずにジュースにする方法で作られたジュースを食事と置き換えて飲むことで、デトックスや美容効果を狙ったものである。
これ以前には、スムージーなど、野菜ジュースブームは形を変えて続いている。
そもそも、なぜ野菜ジュースは流行するのだろうか?