こんな事例もありました。
「学校に行くから、ウチの子はどうしても給食を食べることになるんだ! 学校に義務で登校しろと言うなら、給食も義務で出せ! 金はないから払えない!」
どうやらご家庭が経済的に困窮しているようでした。しかし、それを無理やり「子どもの困り感」に変換してしまうのは、正当とは言えないのではないでしょうか。
子どもが、給食費を払いたくないと困っているのでしょうか。むしろ「お金を払えない」は「親の困り感」であって、逆順で子どもに理由をつけるのは「こじつけ」と言わざるをえません。
「子どもの困り感」に対して理由をつけるべきです。
「子どもがこう困っている」→「だから何とかして欲しい」なら、正当な理由としてわかります。