この「Sexyビーチ プレミアムリゾート」を開発したイリュージョン社の大鶴尚之さんは「3DCGにこだわったゲームを作り続けてきたので、VRで3Dの新しい見せ方を追究したい」と語ります。さらに「相手との距離感を取り込めることがゲーム性に合うだろう」と話し、相手に近づく、センサーを着けた手で女の子に触れる動作をするなどの行動が、従来のゲームで定番のコマンド選択式操作に代わる可能性があると示唆しました。同ゲームは9月発売の予定。来年に製品版Oculus Riftが発売されるまでは、Oculus開発者向けにデータを公開するとしています。
また「カスタムメイド3D2」(Kiss、発売中)はアニメ調の女の子の服装や髪型、顔の作りや体型までカスタマイズしてHMDで眺めるというコンテンツも注目を集めました。
枕を抱きしめると…
アダルトゲームではありませんが、触覚でも非実在の女の子とコミュニケーションしたいという願望を叶えるシステムを制作した開発者もいました。「抱きしめ ちゅーんちゃん」はHMDを着けて座椅子に座ると、膝の上に女の子(ちゅーんちゃん)が乗っているような映像が映し出されます。
ポイントは枕とクッション。枕を抱きしめると内蔵されたセンサーが働いて女の子が反応する、女の子が体重をかける仕草に合わせて膝の上のクッションが足を締め付けるように動くなど、現実と仮想現実が相互に影響する仕掛けでキャラクターが存在感を感じられるのです。開発した男性はフレグランスの缶を見せ「嗅覚でも女の子を感じられる」と並々ならぬこだわりを語りました。
■胸の谷間に埋もれたい…ブラジャーを走るVRコースターで夢の体験