この面接から内定までの倍率を「面接した人数」÷「内定を出した人数」で計算すると、平均6・9倍。7人面接をしたとして、内定に至るのは1人というのが超大手企業の平均像ですが、倍率10倍以上という企業も23・9%に上ります。
このように、同じ超大手企業というカテゴリーでも採用人数の規模や選考プロセス、選抜度合にある程度差はあるものの、総じて、難関です。
そもそも難しい選考にチャレンジしているわけですから自分を責め過ぎることはありません。
合否の判断基準は学生側には分かりにくいため、面接に落ちると、能力や人間性全般に自信を喪失しがちです。実際には、企業側は自社の組織風土や戦略、職務内容などとの相性を総合的に判断しており、その基準は一社一社さまざま。
たまたま不本意な面接結果が続いたとしても、あなたと相性の良い企業もきっとあるはずです。一通り振り返りができたら、心身をリフレッシュして次の選考や新たな企業との出合いに目を向けましょう。(リクルートキャリア『就職みらい研究所』研究員 三輪麻衣)
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