具体的には「中2の息子が親のクレジットカードを勝手に使ったが、携帯ゲーム機がインターネットにつながるとは知らなかった」「オンラインゲーム利用料として20万円超の請求があったが、小学生の息子は『無料で遊んだつもりだった』と言っている」など。
同センターでは、(1)大人が機器やオンラインゲームの仕組み、多様な決済手段を十分に理解していない(2)子供が意味を理解せずに決済手続きを行ってしまう(3)ゲーム会社が利用者の年齢を把握しにくい-といった特徴があると分析する。
オンラインゲームを介し、犯罪に手を染めるケースもある。北海道警などは作年12月までに、交流サイトの会員制オンラインゲームに不正侵入した疑いで、北海道内の男子中学生3人を不正アクセス禁止法違反容疑で書類送検。
3人はゲーム内の会話機能を使い、他人のIDやパスワードを入手し、他の会員になりすましてゲームに侵入。約100人分のIDを悪用していた可能性があるという。