「お葬式っていくらかかるの?」 いざというときのために知っておきたい葬式費用
株式会社 鎌倉新書が、日本最大級の葬儀相談・依頼サイト「いい葬儀」において、お葬式に関する全国調査(2017年)を発表。
直近2年以内に葬儀を行った(携わった)経験のある、日本全国の40歳以上の男女のアンケート回答から、今時の葬儀事情が見えてきました。
葬儀にかかる平均総額は178.2万円※
※葬儀費用・飲食代・返礼品を含む、お布施は除く
葬儀にかかる平均総額(葬儀費用・飲食代・返礼品を含む、お布施は除く)は、2015年の結果より2017年は約5万円減少しました。これは、葬儀の参列者数の減少が影響していると考えられます。
「家族葬」が4割弱と増加
葬儀の種類として1番多いのは「一般葬」で53%、前回の2015年調査よりも-6.1ptに。一方、「家族葬」は38%と+6.6pt前回よりも増加。また、「直葬・火葬式」は5%で-1.0pt。
直葬や火葬式が増加し、式を挙げて弔う文化の衰退を懸念する声もあるものの、今回の調査では増加は見られず、家族葬など会葬者の人数を減らしても、式を挙げる人が多いという結果となりました。
また、東京都では、「直葬・火葬式」9%、「一日葬」6%、「家族葬」42%、「一般葬」43%となり、東京都の「直葬・火葬式」「家族葬」は全国平均を上回り、小規模な葬儀が選ばれている結果に。
全体の約9割が「斎場、葬儀会館」で葬儀を実施、「自宅」派も5%
葬儀・お葬式を行った会場については、「斎場・葬儀会館」が86%と最も多く、次いで「宗教施設(寺・教会・神社)」7%、「自宅」5%と続きます。葬儀専門の会場を選ぶ割合が非常に高い結果となっています。
親や家族とのお別れについて、考えることはとても辛いことですが、いざというときに慌てずにしっかりとお見送りするためにも、費用や場所について心得ておくことはよいことですね。(しごとなでしこ)
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