サッカーのメッシ選手、自身の商標登録「MESSI」が可能に 法廷で勝利

スペイン・バルセロナで行われた試合で、ゴールを喜ぶメッシ選手=4月7日(ロイター)
スペイン・バルセロナで行われた試合で、ゴールを喜ぶメッシ選手=4月7日(ロイター)【拡大】

 欧州連合(EU)司法裁判所(ルクセンブルク)は26日、サッカーの世界的スター、メッシ選手が自身の姓を商標登録する際、EU知的財産庁がスペインの自転車関連商品ブランド「MASSI」(マッシ)と混同するため、登録は認められないとした決定について、取り消す判断を示した。自身の名前を用いた商標の登録が可能になる。

 メッシ選手はサッカーのスペイン1部リーグ、バルセロナに所属。2011年、「MESSI」の商標でスポーツ用品などを販売しようと同庁に登録申請したが、マッシのブランドを所有する企業側が異議を申し立て、申請は却下された。

 EU司法裁はメッシ選手について、一般によく知られており、混同されることは考えにくいと判断した。(共同)