国際宇宙ステーション(ISS)で船外活動に臨んでいる宇宙飛行士の金井宣茂さん(41)は17日午前零時ごろ、予定されたロボットアーム部品の交換作業を完了した。
金井さんはペアを組んだ米国人飛行士とともに、アームの先端部にあった古い部品を船内に回収。その後、船外の仮置き場にある別の部品を正式な設置場所に移動し、カメラの取り付けも終えた。
2人は予定した作業を計画の半分の約3時間で完了し、追加の作業に入った。
米航空宇宙局(NASA)の管制室で金井さんらと交信を続け、作業を支援した宇宙飛行士の星出彰彦さん(49)は「グレート・ジョブ」(素晴らしい仕事ぶりだ)などと声を掛けてねぎらった。