金井宣茂さん 部品交換の任務達成 「グレート・ジョブ」と賛辞、予定時間の半分で完了

国際宇宙ステーションで船外活動する金井宣茂さん(中央下)(NASAテレビ提供)
国際宇宙ステーションで船外活動する金井宣茂さん(中央下)(NASAテレビ提供)【拡大】

  • 船外活動をする金井宣茂さん(中央)と米国人飛行士=日本時間16日夜(NASAテレビから)
  • 船外活動をする金井宣茂さん(右)。左は米国人飛行士=日本時間16日夜(NASAテレビ提供)

 国際宇宙ステーション(ISS)で船外活動に臨んでいる宇宙飛行士の金井宣茂さん(41)は17日午前零時ごろ、予定されたロボットアーム部品の交換作業を完了した。

 金井さんはペアを組んだ米国人飛行士とともに、アームの先端部にあった古い部品を船内に回収。その後、船外の仮置き場にある別の部品を正式な設置場所に移動し、カメラの取り付けも終えた。

 2人は予定した作業を計画の半分の約3時間で完了し、追加の作業に入った。

 米航空宇宙局(NASA)の管制室で金井さんらと交信を続け、作業を支援した宇宙飛行士の星出彰彦さん(49)は「グレート・ジョブ」(素晴らしい仕事ぶりだ)などと声を掛けてねぎらった。