2016流行語大賞は「神ってる」 トップテンにゲス不倫、ポケモンGO、盛り土… (1/2ページ)

  • 2016ユーキャン新語・流行語大賞のトップテン
  • お立ち台で「最高です!」と叫ぶ広島カープの鈴木誠也選手=8月9日、マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)
  • 「ポケモンGO」の画面(桐原正道撮影)
  • ピコ太郎(撮影・蔵賢斗)

 今年話題になった言葉を選ぶ「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞に1日、「神ってる」が決まった。

 「神ってる」は、今年6月のプロ野球セ・パ交流戦で、広島東洋カープの鈴木誠也選手が2試合連続サヨナラ本塁打を放ったとき、緒方孝市監督が使った言葉。「神がかっている」を今どきの言葉風に表現。好調を維持して25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島を象徴する言葉となった。

 この日、東京都内のホテルで開かれた表彰式に出席した鈴木選手は「ぼく自身が言った言葉ではないのですが、本当にうれしい。優勝した年に受賞できたことを一生忘れないと思います」と喜びを語った。

 ノミネート30語から選考委員がトップテン(順位なし)に選出したのは、大賞の「神ってる」に加えて「ゲス不倫」「聖地巡礼」「トランプ現象」「PPAP」「保育園落ちた日本死ね」「(僕の)アモーレ」「ポケモンGO」「マイナス金利」「盛り土」。また選考委員特別賞は「復興城主」。

 「ゲス不倫」で受賞した週刊文春編集部は、編集部員が同誌の記者をイメージして作られたキャラクター「文春(ふみはる)くん」のマスクをかぶって表彰式に出席した。「本来なら、(タレントの)ベッキーさんや、宮崎(謙介)前衆院議員がもらう賞だと思うんですが、代表していただきます。来週も再来週も大きいの(スクープ)を狙っていこうと思います」と語った。