【ロンドン=岡部伸】英メディアによると、米映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場するユーモラスなロボット、R2-D2役を演じた英俳優、ケニー・ベイカー氏が13日、英中部プレストンの自宅で死去した。81歳。ここ数年、呼吸器系の病気を患い、闘病生活を続けていた。死去しているのを親類が見つけた。
英中部バーミンガム生まれ。16歳からサーカスの道化師やパントマイムなどを演じた。小人症による112センチの低い身長を生かし、1977年のスター・ウォーズ「新たなる希望」でR2-D2の中に入って役をこなし名声を得た。「エレファント・マン」(80年)、「バンデットQ」(81年)など多くの映画にも出演した。