【玉ちゃんのポケモンGO!(3完)】夢中になりすぎ、あわや自転車と衝突…猛反省 (1/3ページ)

スマートフォン向けアプリ「ポケモンGO」をプレイする利用者=22日午後、東京・秋葉原(古厩正樹撮影)
スマートフォン向けアプリ「ポケモンGO」をプレイする利用者=22日午後、東京・秋葉原(古厩正樹撮影)【拡大】

  • 初めての対戦は惨敗。育てたポケモンも次々と敗れ、最後に残ったゼニガメが戦っている

 任天堂などが開発したスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」が22日午前、国内でも配信された。さっそく記者もプレーしてみた。

 JR山手線に乗り、上野駅で下車した。上野公園側の改札を出ると、公園の敷地は目の前だ。奥の方には、木々の緑が見える。

 ポケモンGOを起動して、“狩り”に向かった。途中、目に入ったのは、今月17日に世界文化遺産に登録されたばかりの「国立西洋美術館」だ。20世紀を代表するフランスの建築家、ル・コルビュジエの作品で、四角いモダンなおしゃれな建物だ。

 「もしかして、珍しいポケモンがいるんじゃないか…」。自分の直感を信じて、美術館に近づいていくと、野外に展示されているフランスの彫刻家、エミール=アントワーヌ・ブールデルの彫刻「弓をひくヘラクレス」が、ゲームに使う道具が得られる「ポケストップ」に登録されていた。ここでも、捕獲アイテム「モンスターボール」を4つゲット。

 だが、お目当ての珍しい種類どころか、1体のポケモンも現れなかった。「ちぇっ」と、自分の勘の悪さにがっかりしてしまった。

 強そうな「ブーバー」ゲット あだ名を付ける

 気持ちを切り替え、林へと向かった。ネズミ型のコラッタとか、ヘビ型のアーボとか…。「なんだか、地味なポケモンばかりだな」。自分の能力を棚に上げ、そんなふうに感じていると、炎をまとった怪獣のようなポケモンが現れた。「ブーバー」だ。「強そうだな」と気分も高まり、さっそくボールを投げつける。やっぱりうまく当たらない。5回目でようやくゲット。周囲からみたら異様だろう。「なかなか、上手にならないな…」とつぶやいてしまった。

危うく出合い頭に自転車と衝突しそうになった。「すみません」