【震災5年】丸川環境相が指定廃棄物の保管所視察 「早期処理に努力したい」

2016.3.5 19:41

 丸川珠代環境相は5日、東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物を一時保管している宮城県岩沼市の浄水場を視察、「一刻も早く処理を進めるためリーダーシップを発揮したい。(県内の)1カ所で処理する方針を理解いただく努力を進めたい」と記者団に述べた。

 同行した村井嘉浩宮城県知事は、19日に市町村長の会議を開くことを明らかにした上で「早く処理が進むよう、よく話し合って県の方針を固めたい」と話した。

 宮城県では約3400トンの指定廃棄物が発生し、9市町の浄水場やごみ処理施設、農家の敷地などで保管されている。環境省が再測定した結果、放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8千ベクレルの基準を超える量は、今年1月時点で、事故直後の約3分の1に当たる1090トンに減少していた。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。