【ノーベル賞受賞】大村氏、興奮で眠れず…「実感湧いてきた」 あごの絆創膏の秘密は… (1/2ページ)

2015.10.6 11:57

自宅前で記者団の質問に応じる大村智・北里大特別栄誉教授=6日午前、東京都世田谷区(三尾郁恵撮影)

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  • 自宅前で記者団の質問に応じる大村智・北里大特別栄誉教授=6日午前、東京都世田谷区(三尾郁恵撮影)

 ノーベル医学・生理学賞に決まった北里大特別栄誉教授の大村智氏(80)が、受賞決定から一夜明けた6日、東京都世田谷区の自宅前で取材に応じ、「本当にもらえたんだなあと実感が湧いてきました」と、改めて喜びを語った。

 この日は、医学分野で顕著な功績を残した研究者に贈られるガードナー賞を昨年受賞した際、同僚からお祝いでもらったというネクタイを締めて現れた大村氏。昨晩は興奮してなかなか寝られず、睡眠薬を飲んでも、何度も目が覚めてしまったという。知人らのお祝いの電話は夜中まで続いたが、「本当にうれしいことです」と笑顔で話した。

 平成12年に亡くなった妻、文子さんには今朝、仏壇で「文子、ノーベル賞取ったよ」と報告したという。「彼女がいてくれたら、喜んでくれたかなあ」と、しみじみ語り、「授賞式には写真を持っていきたいね」と、最愛の妻を懐かしんでいた。

「失敗を恐れないでほしい。誰よりも失敗した人が成功する」

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