近く、新情報誌「Tokkyo Walker」(年4回、約20ページ)も創刊する。特許庁の活動や知財についての広報誌には中小企業などに人気のある「とっきょ」(隔月刊、約20ページ)があるが、大手出版社に依頼して一般誌と同じような誌面作りを志向することで、一般の人を含めた広範な層への情報浸透を図っていく。
グローバル化が進展し、各国特許庁は国際出願・審査、情報提供などの国際的サービス分野でスピードや質の向上を競い合い、同時に各国国民の知財意識や知財力も急速に高まってきた。知財は産業や文化的な競争力の源泉でもあるだけに、わが国の特許庁もその底上げは課題の一つになっている。(知財情報&戦略システム 中岡浩)