STAP論文問題 小保方氏側が追加資料提出 万能性示す真正画像 (1/2ページ)

2014.4.21 15:06

会見する理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

会見する理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)【拡大】

 STAP(スタップ)細胞の論文問題で、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)の代理人弁護士は21日、不服申し立ての内容を補充する追加資料を20日に理研に提出したと明らかにした。

 本来論文に掲載すべきだった画像などで、小保方氏が体調不良のため「充実したヒアリングに時間がかかる」として、再調査を行うか否かの審査にさらに2週間の猶予を求めるとしている。

 追加資料の提出は20日付で、捏造(ねつぞう)とされたSTAP細胞の万能性を示す根拠となる画像の取り違えが起きた経緯を詳しく説明するA4の陳述書4枚や画像など。理研調査委はSTAP論文で使われた画像が、小保方氏の博士論文の画像と酷似しているとして研究不正を認定したが、小保方氏は「報告書では真正画像について触れられておらず、十分な調査が行われていない」と主張した。

改めて「画像の挿入で研究不正はなかった」と説明

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