配信後の交通事故3件、路駐苦情も相次ぐ 静岡県警がまとめ
ポケモンGO静岡県警は19日までに、7月22日に配信が開始されたスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」に関連する交通事故が3件(14日現在)発生したと発表した。自転車乗車中の人身事故も1件発生しており、県警交通企画課では「自転車で移動しながらゲームを遊ぶケースも多く、重大な事故につながる可能性がある」として注意を呼びかけている。
同課によると、8月13日に富士市内の路上で自転車に乗りながらゲームしていた男性(40)が歩行中の女性(83)をはね、転倒させて軽傷を負わせた。7月24日には富士宮市で自転車の男子高校生(16)が停車中の車に衝突する物損事故を、同27日には沼津市で車を運転中の男性(23)が脱輪事故をそれぞれ起こしていた。
また、ゲームに関連する110番通報も53件に上り、うち31件が路上駐車の苦情だった。特に「レアポケモンがゲットできる」と話題になった静岡市清水区の三保地区では14件と突出。7月28日夜には、三島市の大学敷地内に20代の男性2人が無断で立ち入って通報され、三島署で厳重注意を受けた。
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