オトナの女になった女優・広末涼子 12年ぶりに歌声披露

2014.9.14 07:00

 女優の広末涼子がJUJUの新曲「ラストシーン」のCMで、12年ぶりに歌声を披露し、話題となっている。ラストシーンは広末が主演するNHKドラマ10「聖女」の主題歌。ドラマさながらに、大人の恋に苦悩する女性を演じる広末の魅力が凝縮された映像作品に仕上がった。

 CMのテーマは、「ままならない大人の恋」。虫の音が聞こえる部屋で、広末は床に座り込んでサビの部分を小声で口ずさむ。

 「慰めのセリフなら 今はまだほしくない

あなたのその声に 似合う言葉ではないから」

 ここまで歌うと、抑えていた激しい感情がこみ上げてきたかのように、目を潤ませる。

 2度の結婚や出産を経て、人生の粋も甘いも経験した広末。「この楽曲がとても身近なものに感じられて、感情を入れやすかった」とコメントしている。

 一方、JUJUは「レコーディングの時に思い浮かべていた広末さんの表情そのままだったので、思わず泣きそうになりました」と話し、仕上がりに満足そうだ。

 広末は平成9年に、「MajiでKoiする5秒前」で歌手デビュー。フレッシュな笑顔でファンを魅了し、トップアイドルに上り詰めた。新CMでは、アイドルから見事に脱皮し、女優として成長した広末の魅力が存分に引き出されている。

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