2014.6.20 13:50
株主の質問 「外国人観光客からの日本の不満の点で、無料の「Wi-Fi(ワイファイ)」場所がないとある。米国では無料ワイファイが色々あるが、日本では少ない。日本だと個別施設でサービスがあるが、日本語のみで障害があり、ソフトバンクで多言語のもので展開し、空港で制限や無料で使えるようなサービスなどがあってもいいのではないか。ヤフーショッピングなどと連携して事業シナジーも図れる」
孫正義社長 「やりましょう」
株主の質問 「思いつきの提案ですが、電力販売のプロモーションでは東京ガスが八代亜紀さんが演歌調の歌を歌って非常によかった。これを終わらせるのはもったいないので、交渉して使ってください」
孫社長 「いろいろ考えてみます」
株主の質問 「経営者をやめられた後の人生の最終目標は。どのように動くのか」
孫社長 「60代のどこかで現役の立場は退きたい。19歳のときに思い描いて人生50カ年計画のプランだが、もし元気なら後進の人たちにソフトバンクアカデミーで想いや思想を語り続けられればいいが、そのときに古いからいらないといわれるかもしれないが、押し売るわけにはいかないので。後は絵を描きたい。世界中を旅して。もともと子供の時に画家になりたかった。世界の人が幸せになってもらうためにやることがあればやりたいが、今はソフトバンクのことで頭がいっぱいなので、まだ引退後のことを思い描けていないのが正直なところ」
株主の質問 「情報革命で恩恵を受けている、母に毎日電話している。ハワイの妹とはスカイプで電話している。携帯とスカイプを使い3者会議をしながら満喫している。かたや妹は母に仕送りしたいが、非常に大きな費用がかかる。金融の分野でソフトバンクマネーのようなものを作ってもらえれば、安い費用で母に仕送るようなことができる。金融分野にも広げることでよりソフトバンクの未来が出てくると思うが、可能性は」
孫社長 「もともと、われわれは金融と情報革命は相性がいいと思っている。物を送る以上にお金などは瞬間的に送れ、株式の売買もできる。グループ会社にも種を持っている。思い描いていることはあるが、具体的には未発表で言及は避けるが、おっしゃっていることは何らかの形で実現させていきたい」
株主の質問 「御社のインターネットサービスの中でODNというサービスがあり、光通信サービスを展開しているが、地域によって通信できないところがある。どのような形で展開してくか」
孫社長 「光回線サービスは地域ごとで準備ができているところできていないところがある。単独ではできず、NTTの光回線を業務提携の形でくっつけて提供することになっている。相手とスケジュールがマッチして展開できることになっており、できるだけ分かりやすく、広いところまで行けるように努力していきたいと思う。詳細についてはサイトや販売店を通じて分かりやすくしていきたいと思います」