必殺技で仮想現実の敵を倒せ！スマホが映す未来のスポーツ (2/2ページ)

　デモは3人でモンスターを倒すというものだったが、3人対3人で戦うゲームも開発中。一般への公開はまだ先で、まずはテーマパークなどでアトラクションとして提供していく予定だ。

　多くのスマートグラスが登場しているが、その中でもより直感的な操作を実現しそうなものが「Mirama ONE」だ。最大の特徴はジェスチャー認識。スマートグラスの前方に差し出した手の形や動きを認識して操作が可能なのだ。両手をＬ字にして構え、人差し指を曲げると写真を撮影したり、人差し指を立てて動かしてスマートグラス上に表示されたボタンを押したり、文字を書いたりできる。

　コントローラーを持たなくて良いのがジェスチャー操作のメリットの1つだ。音声入力でもハンズフリー操作はできるが、工場などでは騒音に妨害されてしまうため、このようなジェスチャー操作が注目されている。現在はプロトタイプのためメガネ部分だけで300グラムほどだが、2017年のリリース時には50グラム程度の軽さになる予定だ。

　他にも会場には、指に着けるだけでジェスチャー操作で家電やスマホをコントロールできるようになる魔法の指輪「RING ZERO」や、足の動きでパターンを変化させられる光る靴「Orphe」（オルフェ）など、未来を彩るウェアラブル端末が展示されていた。

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