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ホンダ、12月上旬通常稼働 国内工場、部品不足が改善

 ホンダは18日、国内工場の生産が12月上旬に通常稼働へ戻ると発表した。半導体などの部品不足で今年1月以降、減産が続いてきたが、供給元の東南アジアで新型コロナウイルス感染拡大が和らいだことを背景に調達が改善した。

 売れ筋の軽自動車「N-BOX(エヌボックス)」を手掛け、生産能力が最大の鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)に加え、埼玉製作所の寄居工場(埼玉県寄居町)と狭山工場(同県狭山市)の稼働がそれぞれ正常化する。いずれの工場も11月は計画比約1割減の減産を余儀なくされていた。

 ホンダは12月中旬以降の稼働計画を今後公表する。来年1月からは増産に転じることを既に明らかにしている。

 トヨタ自動車も12月に国内工場が7カ月ぶりに通常稼働すると発表している。世界生産台数は12月として過去最高水準になると見込む。

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