シャープは25日、首にかけて周囲の音を遮ることなく音楽などを楽しめるスピーカー「AQUOS サウンドパートナー」の新製品を開発したと発表した。インターネットに接続して家電などの音声操作が可能になった。クラウドファンディングで支援者を募集し台数限定で販売する。
首にかけるサウンドパートナーはイヤホンなどのように周囲の音を遮らないため、音楽などを楽しみながらインターフォンやスマートフォンの着信音を聞くことができる。テレワークの拡大などで人気が高まり、平成30年10月の発売から今年7月末までに世界累計で約38万台を出荷した。
新製品は無線通信Wi-Fi(ワイファイ)機能でインターネットへ接続でき、クラウド上の音声サービス「Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)」で音楽配信やニュースの再生などが可能に。テレビやエアコンなどの音声アシスタント対応機器も声で操作できる。
シャープはクラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」(グリーンファンディング)で、9月2日~10月31日に1万9千円で支援者を募集。台数を限定し先着順で受け付け、来年1月ごろに製品を発送する。目標台数は未定。