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パーキング事業などのハッチ・ワーク、西武信金と提携 月極駐車場のDX化を推進

 パーキング事業などのハッチ・ワーク(東京都港区)は、西武信用金庫(同中野区)と業務提携し、地域の月極駐車場のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に乗り出した。

 西武信金が月極駐車場を管理する不動産会社にハッチ・ワークを紹介。同社が月極駐車場管理システム「at PARKING 月極パートナーシステム」を提供することで、空き待ち予約など利用希望者の利便性向上や脱ハンコによる契約のオンライン化などを推進。不動産会社の収益力を高める。

 月極駐車場の集客方法は、現地の看板による募集が多く、希望者はインターネット検索で気軽に見つけることができない。また申し込みから契約まで対面で行う手続きが一般的で、法的には必要ないにもかかわらず過去からの慣習で著名・押印が求められる。煩雑で手間がかかっているのが実情だ。

 管理システムを導入した月極駐車場に空きが出ると、ハッチ・ワークが運営する月極駐車場検索ポータルサイト「at PARKING」や大手住宅情報サイトへ自動掲載され、利用希望者は簡単に検索できる。

 契約手続きもハンコ不要のオンライン契約システムにより最短30分で完了する。さらに希望条件に合う月極駐車場が満車の場合、空きが出ると通知を受け取る予約システム「アキマチ」を利用することで、管理する不動産会社に何度も問い合わせることなく契約できる。

 ハッチ・ワークは西武信金だけでなく、全国の銀行・信用金庫などに提携を呼びかけていく考えで、月極駐車場のDX化を全国に拡大する。

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