フェムテックベンチャーのベアジャパン(東京都渋谷区)は、女子小中学生向けのサニタリーショーツを開発、自社サイトなどで発売した。初潮から間もない女子は生理の周期が一定せず、経血量も安定していないことから、吸収力を重視した。
ショーツ内部の吸収体を5層構造とし、一般的なタンポンの12本分の量に相当する120ミリリットルの水分を吸収できる。肌に触れる上2層は網目状のポリエステルを採用し、蒸れないように工夫。吸収の場所や量を確認しやすいよう吸収体の生地の色を薄いグレーにした。
生地には抗菌や防臭加工も施し、不快な臭いが起きないようにしたほか、ショーツの外側の生地には綿も取り入れ、生理に起因する下腹部の冷えから守る。ショーツは身長140、150、160センチ用があり、各6500円(税別)。