東京証券取引所の株式全銘柄の売買が停止したトラブルに対し、基幹システムを納入する富士通は1日、「東取と共同で、障害の対応を進めている」と説明した。ただ、障害の状況や原因については、「どのシステムが稼働していないかなどは、現在調査中で、当社からは回答できない」としている。
東証はシステム障害について、サイバー攻撃によって発生したのではなく、機器の故障が原因とみられると明らかにした。
東証の株式売買基幹システム「アローヘッド」は、富士通が設計・開発し、昨年11月にリニューアルしたシステムを納入、稼働させている。