IT

富士通、携帯販売業を286億円で売却

 富士通は31日、子会社で行っている携帯電話販売事業を、同じく携帯販売大手で住友商事系のティーガイアに売却すると発表した。富士通は2018年に携帯の開発・製造から撤退しており、自前の販売網を維持する必要がなくなった。売却額は286億円で、11月2日の株式譲渡を目指す。富士通は子会社の富士通パーソナルズ(東京)で「ドコモショップ」を全国で110店以上運営してきた。従業員約900人の雇用は事業譲渡後も維持されるとしている。パーソナルズはほかにも企業にパソコンやソフトウエアなどを販売しており、こうした事業は継続する。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus