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日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」6日開業 東京都心に新たな人の流れ

 東京メトロは2日、日比谷線に6日開業する「虎ノ門ヒルズ駅」(東京都港区)の内部を報道関係者に公開した。周辺では複数の超高層ビルによる新たな街づくりが進む。銀座線虎ノ門駅とは地下通路で乗り換え可能となり、都心に新たな人の流れをつくりそうだ。

 地下1階にある新駅のホームは両方向で別々に乗り降りする「相対式」。長さ147メートルで、幅は中目黒方面が最大4メートル、北千住方面が最大8メートル。日比谷線では初めてホームドアが稼働する。改札は計3カ所あり、中目黒方面行きホームから改札を出ると虎ノ門駅への連絡通路となっている。

 6日の開業後も駅の建設工事は続行。2023年には地下1階から4.5メートル深い場所に地下2階がオープンし、改札やコンコースが移る。

 2日午後、公開された駅では設備が整ったホームの横を日比谷線の列車が通過。地下2階部分では広大な空間に支柱が張り巡らされていた。

 虎ノ門ヒルズ駅は、日比谷線が中目黒-北千住間で全線開業した1964年以来の新駅。ビル建設と一体で開発する目的で、東京メトロと都市再生機構(UR)が共同で整備に当たっている。

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