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ツイッターが休眠アカウントを削除へ 対象アカウントに警告メール

 米Twitterが、アクティブではないアカウントの所有者に対し、12月11日までにログインしないとアカウントを削除するという警告メールを送っていると、米The Vergeなどのメディアが11月26日(現地時間)に報じた。Twitterがそれを認める声明文を各メディアに送っている。

 Twitterは以前からTwitterルールとポリシーで、少なくとも半年に1回はログインしてツイートするよう推奨し、「アクティブでない期間が長期にわたると、アカウントが恒久的に削除される場合があります」としているが、実際に削除すると警告するのはこれが初という。

 英BBCが掲載した警告メールの文面は「Twitterを利用し続けるためには、あなたは現在の利用規約、プライバシーポリシー、Cookie利用について承認する必要があります。承認することで、あなたがTwitterと共有する情報について最善の決定ができるだけでなく、あなたがTwitterアカウントを今後も使えるようになります。だが、その前に、2019年12月11日までに以下のボタンをクリックしてログインする必要があります。そうしなければ、あなたのアカウントはTwitterから削除されます」となっている。

 Twitterはメディアに対し、この取り組みの目的は、更新したプライバシーポリシーに全ユーザーに同意してもらうことだと説明した。また、休眠アカウントを削除することにより、フォロワー数に関する信頼性が向上するとも説明した。削除プロセスは、数カ月にわたって実施するとしている。

 なお、取得されたまま休眠しているユーザー名を解放して他のユーザーが使えるようにするためではないともTwitterは説明した。米Yahooは2013年、放置アカウントをリサイクル目的で削除した。

 休眠アカウントの削除は、亡くなったユーザーのアカウントにも影響する。Twitterには米Facebookの追悼アカウントのようなシステムはない。故人のアカウントを残しておきたい遺族や友人は今のところ、故人に代わってログインすることでしか、アカウントを残しておく方法はないようだ。(亡くなった人のアカウントの削除はプライバシーフォームから申請できる。)(ITmedia)

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