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検索や分析をフルサポート「特許・情報フェア」 きょう最終日

 東京・北の丸公園の科学技術館で開幕2日目を迎えた国内最大級の特許・知的財産関連の専門見本市「2019 特許・情報フェア&コンファレンス」(主催=発明推進協会、日本特許情報機構、フジサンケイビジネスアイ、産経新聞社)。会場には海外の知財関連業務の高度化や効率化のためのシステムなどが多く出展されている。

 野村総合研究所グループのNRIサイバーパテントは、内外の知財情報の検索や収集、絞り込み、分析から管理などに至る“フルサポート”を前面にアピール。担当者は「全般をカバーするシステムの提供で、煩雑になりがちな知財関連業務全般の効率化を支援する」と説明する。

 富士通グループのジー・サーチは、学術論文を特許視点で検索・活用するサービスや研究者のマッチングシステムなどを出展した。担当者は「特許の前段階であることが多い学術論文や研究関連情報を活用できるようにすることで、企業などのイノベーション創出を支援したい」という。

 一方、発明推進協会のブースでは知財関連のセミナーを紹介している。初級者向けのセミナーなどに対するニーズが高まっており、同協会では「(知財に関し)広く知識を得ようという動きが強まっているのではないか」としている。

 見本市の会期はきょうまで。開場時間は午前10時から午後5時。入場料は1000円、招待者と事前申込者は無料。

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