イオンは25日、台風19号により被害を受けた長野県内の農家を支援するため、リンゴをはじめとした長野県産品の支援販売を千葉県浦安市内の店舗で実施、来店した家族連れなどが手に取っていた。26日からは関東甲信越の「イオン」「イオンスタイル」の約80店舗でも展開する。
支援販売の対象は長野県産のリンゴやブドウ、キノコなど。リンゴは被災地域の農家による選別作業を簡略化するため、大きさや品種がまちまちの詰め合わせ商品などを展開した。11月以降は、被害の大きかった農家から、傷などで一般には流通しないリンゴを仕入れることも検討する。
イオン新浦安店ではこの日、食品売り場の最前部にブースを設置。リンゴを試食した来店客が詰め合わせの袋を次々と買い物かごに入れていた。リンゴを購入した同市内の老夫婦は「食べたらすごくおいしかったので買った。少しでも支援になれば」と話した。