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日産自動車、ゴーン被告らに損害賠償請求へ

 日産自動車の木村康取締役会議長は9日、社内調査の結果、特別背任事件などで起訴された前会長のカルロス・ゴーン被告らの不正行為で会社が負った被害総額は350億円以上になることが判明したことを受けて、ゴーン前会長らの責任を明確にするため、損害賠償請求訴訟を起こすと明らかにした。

 調査は昨年10月から外部の法律事務所と連携して実施してきたという。それらの調査結果の中には、個人情報が含まれていたり、今後の司法手続きへの影響を考慮するとして、概要だけを公表した。

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