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かんぽ全契約3000万件調査 「断腸の思い」郵政社長、辞任は否定

 日本郵政グループは31日、かんぽ生命保険の不正販売問題で、顧客に不利益となった恐れがある契約が過去5年に18万3000件あったと発表した。9月上旬までに書面送付と電話で、契約が顧客の意向に沿っているかどうか確認する。約3000万件の全契約についても9月中に意向確認の書面を送る。9月末時点の調査状況を中間報告する。

 日本郵政の長門正貢社長らが記者会見し、長門氏は「郵便局への信頼を大きく損ねたことで断腸の思い。深くおわび申し上げる」と謝罪した。経営責任については、再発防止の陣頭指揮を執ることが職責として辞任を否定した。

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