中目黒のお洒落カフェがサービスを担当
驚いたのは、発表会が終わった後にちょっと一息と思って飲んだコーヒーがとても美味しかったこと。来場者のためにドリンクのサービスを行ってくれていたのは、「artless craft tea & coffee(アートレス クラフト ティー&コーヒー)」。アートレス クラフト ティー&コーヒーは中目黒にあるギャラリー併設のカフェで、一杯ずつハンドドリップで提供されるコーヒーや、常滑焼の急須で淹れられる焙じ茶が洗練された雰囲気の店舗で味わえるということで、感度の高い人たちから人気を集めています。こうしたこだわりのショップ選びも、マツダ3の世界観作りの一環というわけです。
イケメン&美人なスタッフの方々。背後に見える棚などの什器も、アートレス クラフト ティー&コーヒーから持ち込まれたものだとか。
ちなみにマツダ3は、世界で最も権威のあるデザイン賞の一つである「2019年レッド・ドット賞:プロダクトデザインにおけるベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞しました。残念ながらそのトロフィーはまだ届いていないとのことなので、代わりに2017年に受賞したMX-5 RF(ロードスターRF)、2015年に受賞したMX-5(ロードスター)のトロフィーが展示されていました。
今回の発表会では、別府耕太主査がマツダ3に対する思いや開発の狙いを語ってくれました。マツダ3は何を目指したのか。どういうユーザーに乗ってもらいたいのか。別府さんの言葉からはもちろんですが、それだけではなく、会場全体からもマツダのメッセージが来場者に伝わってくる。そんな発表会になっていたのがとても印象的でした。(写真・文/長野達郎)