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INCJ、落合陽一氏がCEOを務める筑波大発ベンチャーに出資 社会課題解決へ

 政府系ファンドのINCJは23日、筑波大発のベンチャー企業で人工知能(AI)の活用技術の開発などを手掛けるピクシーダストテクノロジーズ(東京)に19億円を出資したと発表した。支援を通じて高齢化や人手不足といった社会課題の解決につながると判断したため。

 ピクシーは車椅子の自動運転や超音波で物体を移動させる技術の事業化を目指している。大学での研究成果を企業に紹介し、商品化につなげる取り組みも進めている。第三者割当増資でINCJを含めた10社から計38億円を調達した。最高経営責任者(CEO)の落合陽一筑波大准教授は記者会見で「コンピューターと人との接点を研究する施設をつくりたい」と述べた。

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