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ミニストップが利益配分見直し 深刻な人手不足 加盟店の労働環境など配慮

 イオン傘下のコンビニ大手、ミニストップは23日、深刻な人手不足でフランチャイズ加盟店オーナーの負担が重くなっている問題で、加盟店と本部の利益配分方法の見直しなどを検討すると表明した。加盟店の労働環境などに配慮する方針だ。

 ミニストップは文書の形で「加盟店との関係や雇用問題など、社会環境の変化への対応が十分でなく、真摯(しんし)に反省している」と発表した。

 コンビニ業界はセブン-イレブン・ジャパンの加盟店オーナーが人手不足を理由に、自主的に時短営業したことをきっかけに、24時間営業などオーナーの過重な負担が顕在化した。世耕弘成経済産業相は5日、コンビニの経営トップらと会談し、是正に向けて行動計画の策定を求めた。

 ミニストップはオーナーら店員の負担を減らすため、2020年2月末までに全店舗にセルフレジを導入すると明らかにしている。

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