旅行業界の期待も高まっている。阪急交通社は本州最南端の和歌山県潮岬で、改元される5月1日の初日の出を鑑賞するツアーを企画。JR西日本の特急「くろしお」を貸し切ってJR新大阪駅から串本駅まで乗車し、「熊野三山」と呼ばれる熊野本宮大社(和歌山県田辺市)や熊野速玉大社(同県新宮市)、熊野那智大社(同県那智勝浦町)なども観光する。
クラブツーリズムは「さよなら平成ツアー」と銘打ち、皇居外苑(東京都千代田区)や、明治神宮外苑の「聖徳記念絵画館」(同新宿区)など明治、大正、昭和の歴史を感じるツアーなどを販売中。「令和の出典となった『万葉集』ゆかりの地をめぐるプランも検討している」(広報)という。