ファミマ「顔パス」実験店を公開 先端技術駆使し省力化に挑戦 (2/2ページ)

次世代型コンビニエンスストアの実証型店舗「ファミリーマート佐江戸店」の顔認証で決済できるシステム=2日、横浜市都筑区(荻窪佳撮影)
次世代型コンビニエンスストアの実証型店舗「ファミリーマート佐江戸店」の顔認証で決済できるシステム=2日、横浜市都筑区(荻窪佳撮影)【拡大】

  • 次世代型コンビニエンスストアの実証型店舗「ファミリーマート佐江戸店」の対面型翻訳機=2日、横浜市都筑区(荻窪佳撮影)
  • 次世代型コンビニエンスストアの実証型店舗「ファミリーマート佐江戸店」の業務アシストシステム。陳列棚に空きができると知らせてくれる=2日、横浜市都筑区(荻窪佳撮影)

 コンビニ業界は24時間営業の是非がクローズアップされるなど深刻な人手不足に直面する。各社はこのため、先端技術を活用した省力化店舗の開発を急ピッチで進める。セブン-イレブン・ジャパンはNECと組んで昨年12月、“顔パス”で支払いが完了する無人レジの実証実験に着手。今年3月には社内組織「省人化プロジェクト」を設置し取り組みを強化する。

 ローソンは、利用者が自分のスマホを使って商品のバーコードを読み取っった上で決済する「ローソンスマホレジ」を100店以上で導入済み。今年10月までに1千店で展開する。