「消費が冷え込むとまず外食から控える。ただ、高級店は影響を受けにくく、響くのは単価5000円から下だ。つまり4000~5000円の外食をしていた人たちが2000~3000円の店に流れていく。消費者は外食をやめるのではなく行くところを変える。串カツ田中はその受け皿になりたい」
--社長の“串カツ愛”とは
「串カツというのは中毒性がある『B級グルメ』だ。無性に食べたくなる、癖になる味。若い頃からさまざまな事業を手がけてきたが、これだけの成功体験をさせてくれたのは串カツだけ。もはや人生の師匠、人生の全てだ」
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【プロフィル】貫啓二
ぬき・けいじ 1989年高校卒後トヨタグループ会社に就職。2002年、串カツ田中ホールディングスの前身となるケージーグラッシーズ有限会社を設立し同年から社長。大阪府出身。