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西武HDが“運行図”のビル ダイヤグラムを模した外観の新本社ビル「ダイヤゲート池袋」公開

 西武ホールディングス(HD)は25日、東京・南池袋に完成した新本社ビル「ダイヤゲート池袋」を報道陣に公開した。これまで埼玉県所沢市にあった同社や子会社の本社を4月に新ビルに移し、グループの拠点として活用するほか、オフィスや商業施設が入居する。式典であいさつした後藤高志社長は「池袋地域のにぎわいや活性化のトリガーになる施設にしていく」と語った。

 新本社ビルは、西武鉄道の西武池袋線の線路をまたぐ形でつくられた。

 もともと本社がこの地にあった西武鉄道の運行図表であるダイヤグラムをイメージした外観を採用している。

 低層の1~2階には商業店舗を配置し、4階から最上階の18階までがオフィスフロアとなる。西武グループはこのうち5フロアで入居する。

 免震構造を採用したほか、非常用発電装置などを備え、災害時の事業継続を可能にしている。

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