成田-イスラエル結ぶチャーター便 旅行会社がツアー商品として販売

 観光庁などは6日、成田空港とイスラエルのテルアビブを結ぶ初のチャーター便が9月に運航されることになったと発表した。旅行会社がツアー商品として販売する。日本とイスラエルとの交流人口は増加しており、両政府でも関係強化の動きが進んでいる。ワールド航空サービス(東京)とイスラエルのサンドール国際航空がチャーター契約する。旅行会社などによるチャーター便は1992年以来となる。

 機材はボーイング777-200で、9月14日に成田空港を出発し21日に帰国する。旅行商品はワールド航空サービスのほか阪急交通社などが扱う。

 東京都内で記者会見した田端浩観光庁長官は「チャーター便を契機に需要が喚起され、人的交流が拡大して直行便の実現につながっていくことを期待する」と述べた。