【2019 成長への展望】スマホ向けゲーム、収益の柱の一つに 任天堂・古川俊太郎社長 (1/2ページ)


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 --社長就任から半年がたつ

 「日々めまぐるしい。非常にうれしいこともあればがっかりすることも。一喜一憂せず過ごしている」

 --年末商戦が好調だった

 「家庭用ゲーム機『ニンテンドースイッチ』のソフトが伸びた。『スーパーマリオパーティ』は昨年10月の発売から1カ月での販売は全世界で150万本。『ポケットモンスター』のシリーズ最新作は、発売初週で300万本。『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』が初週で500万本が売れた」

 --スイッチの年間2000万台の目標は

 「かなり高く達成しがいのある数字。年明けにこの勢いがどの程度残っているかだと思う。目標は維持する。今の販売の主眼はスイッチ。今のところ後継機種、値下げについては考えていない」

 --スマートフォン向けゲームの目標は

 「スマホは普及台数が圧倒的に多い。1回売って終わりではなく、お客さまとの関係を構築していくサービス運営型のビジネスだ。ゲーム専用機でやっていることと違うので、経験を積んでいる最中だ。さまざまなジャンルのゲームをお届けしたいなと思っている。いずれは収益の柱を支える一つにしていきたい」

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