サントリー食品インターナショナルは16日、ミネラルウオーターや緑茶、ウーロン茶、炭酸飲料など約30品目を5月1日の出荷分から値上げすると発表した。消費税増税に伴うものを除くと値上げは21年ぶり。1・2リットル以上のペットボトル商品が対象で、希望小売価格を20円引き上げる。物流費の高騰などが理由という。
主な商品では、2リットル入りの「サントリー 南アルプスの天然水」は230円(税抜き)から250円(同)に改定。1・5リットル入りの「ペプシコーラ」は320円(同)から340円(同)、1・2リットル入りの「オランジーナ」は320円(同)から340円(同)にそれぞれ価格を引き上げる。
飲料業界では、コカ・コーラボトラーズジャパンも同様の理由で、既に4月出荷分からの値上げを表明している。