【ピックアップ】第32回「未来っ子カーニバル」開催

約2000人の子供たちに一足早いクリスマスの1日をプレゼント
約2000人の子供たちに一足早いクリスマスの1日をプレゼント【拡大】

 大阪府遊技業組合連合会青年部会(大遊連青年部会、部会長・野口賀蔵氏)は2018年12月15日、大阪府門真市の東和薬品RACTAB(ラクタブ)ドームで第32回「未来っ子カーニバル」を開催した。

 この催しは、1987年にスタートした大遊連青年部会が主催する地域密着型社会貢献活動の一つ。“笑顔に会いたくて”を合言葉に、クリスマスを家族とともに過ごせない大阪府下の児童養護施設・交通災害遺族会の子供たちを招待し、クリスマスの1日を楽しんでもらおうとの趣旨で実施している。2004年には、その事業の社会性、公益性、奉仕性が認められて大阪府の後援事業に認定。06年には企画の斬新さ、実施効果、話題の大きさ、継続性等が評価され、全日本社会貢献団体機構の「第1回社会貢献大賞」を受賞した。

 32回目となるイベントのテーマは「遊びと学び、未来っ子~わくわくワンダーアドベンチャー~」。子供たちに参加型イベントを通して自信につながる気づきをプレゼントすべく、会場をその機会で満たした。イベントは、エイベックス・アーティストアカデミー全校でも初となる、ヒップ・ホップグループ「DROP」による個性豊かで迫力あるパフォーマンスでスタート。その後、サンタクロースにふんした福田善久実行委員長、司会を務める広瀬奈美さんと中村佐織さんが登場し、「メリークリスマス!」の掛け声とともに楽しい1日が幕を開けた。

 会場では、例年どおりスケートリンクなど施設の全面開放に加えて、幼児向けの遊具やゲームを設置。また、今回のテーマに沿ったさまざまなアトラクションを多数用意。エイベックス・アーティストアカデミー大阪校の協力のもと「未来っ子オーディション」「ダンス体験」「モデル体験」などを提供したほか、ワークショップでは、小さな子供でも楽しめるモノづくりの催しなどを展開。子供たちはそれぞれ自由に、時間一杯好きな遊びを満喫した。

 当日は、大阪府下の児童養護施設等33団体と大阪交通災害遺族会から1744人の子供たち(引率を含む)が参加。青年部会員を中心に、大阪府遊技業協同組合(理事長・平川容志氏)の組合員ホールや業界関連団体、公益財団法人大遊協国際交流・援助・研究協会、大阪府門真警察署、そして一般のボランティア有志など約320人が運営を手掛けた。また、閉会式では松井一郎大阪府知事の名代として視察に訪れた浜田省司副知事より、野口青年部会長に感謝状が贈られた。