デサント マンシングウェアの商標権単独保有を中止

 デサントは14日、伊藤忠商事、東洋紡と共同で保有している「マンシングウェア」の商標権について、デサント1社で保有することを中止したと発表した。当初は伊藤忠、東洋紡の共有分を11月末までに譲り受けることで基本合意していたが、3社の交渉過程で最終合意に至らなかった。マンシングウェアの商標権は、今後も3社の共同保有のまま事業を継続する。

 デサントと筆頭株主の伊藤忠は、デサントの経営方針を巡る対立が表面化。7月以降、伊藤忠はデサントの株を買い増していた。

 デサントは、商標権の単独保有中止による平成31年3月期連結業績への影響は軽微としている。