【社長を目指す方程式】こんにちは、経営者JPの井上です。
前回「社長には、社長としての視点・視野・視座がある」という話をしました。今回は関連しつつ、社長の志向・行動特性に視点を移してみたいと思います。
そもそも、社長とは、どのような志向・行動をする~してしまう~生き物なのか?
組織を率いる社長という生き物は、「同志をどうしても連れて行きたい場所」を持つ、止むに止まれぬ想いを持つ存在です。例えるならば、事業や経営という「旅」を率いるツアープロデューサー(旅の企画をする人)でありツアーコンダクター(旅の案内人、世話人)のような立場だと言えるでしょう。
このことから、社長になる人が備えていなければならない3つのことが見えてきます。
◆その1「行きたい処(夢・ビジョン)がある」
ツアープロデューサーたる社長としては、まずはそもそも、自身の「行きたい処」がなければなりません。事業・経営としての「行きたい処」とは、即ち成し遂げたい夢や志、ミッションやビジョンがそれに当たります。
自分がやりたいこと(行きたいところ)があり、そこに同志である社員たちを連れて行きたいという欲求を持っていることが、そもそもその人が社長たるべき人なのかどうかの第一歩だと言えるでしょう。
今回の社長を目指す法則・方程式:
「ツアープロデューサー&コンダクター力」
(1)「(連れて)行きたい処(夢・ビジョン)がある」
(2)「旅の仲間を募る力がある」
(3)「目的地まで旅を続ける力がある」