社内での情報共有を目的として使われるグループウエアの開発を手掛けるサイボウズの「kintone(キントーン)」は、業務効率上のアイデアなどをクラウドベースで共有をしやすくする。BizteX(ビズテックス、東京都港区)の「cobit(コビット)」は帳票の入力などの単純作業をソフトウエア上のロボットが行う。両方とも、業務効率化などの働き方改革につながるソフトとして、多くの企業で活用されている。
また、日本クラウドキャピタル(同品川区)の株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」は、不特定多数から資金を集めるクラウドファンディングを活用して、創業初期のベンチャー企業に資金を供給する。知名度が低く、実績がまだほとんどない創業初期のベンチャー企業にとって、最初の資金調達は大きな経営課題だが、このサービスの登場で、起業へのハードルが大きく下がったといえそうだ。